ジャイアンツが10日(日本時間11日)、本拠地ナショナルズ戦で最大8点差を引っくり返しサヨナラ満塁弾で11―10で勝利した。

 ジャイアンツ打線は8勝目を目指した前巨人左腕グリフィンの前に6回1点に抑えられた。一方、投手陣は打ち込まれ7回時点で1―9と完敗ムード。だが8回に2番手シュルツから5点を奪うと、4点を追う9回に適時打で3点差とし、なおも無死満塁の好機。21歳の新人エルドリッジが5番手パーカーの3球目128キロのスライダーを右翼席へ運んだ。

 この逆転劇をメジャー公式サイトは「ジャイアンツは8点ビハインドから劇的なサヨナラ勝ちを収めた!」と伝えた。メジャーで「究極のホームラン」と呼ばれるサヨナラ満塁弾に若武者は「僕はいつも、こういう状況で打てる選手になりたいと思っていた。先日の夜は本当に悔しかった。でも、良い学びの機会になりました。2日後にまた同じことが起こるとは思っていませんでしたが、そこから学ぶことができた」と8日(同9日)の同戦で1点を追う9回二死一、三塁で空振り三振に倒れたことを振り返った。

 記事は「エルドリッジのキャリア初の満塁ホームランは、ジャイアンツ史上、3点ビハインドで打席に立った際にサヨナラ満塁ホームランを放った2例目で、1952年6月16日のボビー・トムソン以来のことだった。21歳233日のエルドリッジは、1956年7月25日にロベルト・クレメンテ(21歳342日)が記録したサヨナラ満塁ホームランを上回り、MLB史上最年少のサヨナラ満塁ホームラン打者となった」と歴史に名を刻んだと伝えた。