ドジャースの大谷翔平投手(31)は10日(日本時間11日)に敵地ピッツバーグでのパイレーツ戦に「1番・投手兼DH」で先発し、9回に怒りの一発を放った。投手では6回2/3を1被弾を含む6安打4失点(自責点3)、6三振4四死球で勝敗は付かなかった。最速100・7マイル(約162・1キロ)をマーク。チームは8―9で逆転負けした。
自らの投球に対する怒りの一発だ。6―9の9回一死一塁で4番手の左腕ソトの初球、内角低めの99・1マイル(約159・5キロ)のフォーシームを豪快に振り抜いた。角度30度、打球速度103・9マイル(約167・2キロ)で中堅に伸びると中堅左のドジャースのブルペンに飛び込んだ。3試合ぶり12号2ランは飛距離412フィート(約125・6メートル)だった。
6月は前日の時点で29打数13安打、打率4割4分8厘、6打点、出塁率5割2分9厘、OPS1・253と絶好調も本塁打は1本だけだった。「角度が付けば」と話していた。3回にはレイノルズに左翼への大飛球をホームランキャッチされている。この一発はアーチ量産への号砲になりそうだ。
しかし、ベースを回る大谷に笑顔はない。それも当然だ。投げ切れば規定投球回に到達する7回に5点のリードを持ってマウンドにあがった。しかし、四球と投手内野安打で無死一、二塁のピンチを招く。トリオロ、ホロウィッツも外角低めのスイーパーで連続で見逃し三振に仕留めたが、ラウに3ボールから外角に若干甘く入った96・8マイル(約155・8キロ)のフォーシームを捉えられ、ライナーで右翼線を破られる2点適時二塁打を打たれた。ここで降板。その後、マンシーの失策で6―4と詰め寄られると8回に3番手のハートが4失点、4番手のドライヤーも被弾。6―9と悪夢の大逆転を許した。自身が7回を投げ切っていれば防げた…という思いだろう。
1回先頭は右腕ジョーンズのスライダーで空振り三振、3回二死一塁は真ん中のフォーシームを左翼へ運ぶも〝ホームランキャッチ〟された。5回二死無走者は2番手の右腕ムジンスキのカーブに空振り三振、7回一死無走者もカーブに三飛だった。
6月になってやっと2本目のアーチを放った大谷。今季は投手主体の印象だが、ここから打者としても上げていく。












