本塁打は野球の華とされるが、元レッドソックスのジェフ・フライ氏(59)は本塁打が量産される試合の〝推進〟に警鐘を鳴らしている。
フライ氏が問題視したのは8日(日本時間)9日にラスベガスで行われたブルワーズとアスレッチックスの一戦。両軍合わせて11本塁打、34安打の乱打戦となり、延長12回の末に15―14でブルワーズが勝利した。
壮絶な激闘だったがフライ氏は「残念ながら(コミッショナーの)マンフレッドとそのギャンブル仲間はMLBを派手な照明とあらゆるきらびやかさでWWEに変えてしまった」と嘆いた。米メディア「エッセンシャリースポーツ」が伝えている。
海抜3000メートルに位置する同球場は空気が薄く、ボールが飛びやすいとされ、打者に有利。延長10回にアスレチックス・ハイムが放った同点ソロは初速わずか94・6マイル(約151キロ)、角度48度と控えめながらフライボールは398フィート(約121メートル)も飛び、同メディアは「他の球場なら簡単にアウトになっていただろう」とした。
コミッショナーのロブ・マンフレッド氏は本塁打〝推進派〟とされ、アスレッチクスを空気の薄いネバダ州に移転させるプランを口にしたこともあった。同メディアはフライ氏に同調する形で「スタジアムの標高のせいかボールに細工があったのかは分からないが、ラスベガスでの際はこういう展開になる。球界最高の選手でさえ。ここで投げる前に考えるようになるだろう」と懸念している。












