カブス・鈴木誠也外野手(31)にフィリーズ移籍が浮上した。米メディア「ファンサイデッド」が10日(日本時間11日)、報じた。

 カブスはこの日の本拠地ロッキーズ戦に2―3でサヨナラ負けして3連敗。これで34勝34敗となり、最大で15もあった貯金がついに底を尽いた。ナ・リーグ中地区首位のブルワーズにこの日の試合前時点で8ゲーム差をつけられる3位とプレーオフ進出も危ぶまれる状況に追い込まれており、夏のトレード市場では「売り手」に回る可能性もある。

 その場合、放出候補となるのが今季が5年契約の最終年を迎えている鈴木だという。同メディアは「カブスが負け続ける中、この可能性を無視することは難しい。鈴木は契約最終年を迎えており、ジェド・ホイヤーGMは多額の資金を投じる姿勢をあまり示さないため、彼らが鈴木との再契約を急ぐとは考えにくい。彼をトレードに出すのは痛手だが、カブスがこのまま負け続けると仮定すれば、断る理由がないほどの価値を得られる」とした。

 ナ・リーグ東地区2位のフィリーズは右の強打者を求めているという。

「代償として、有望株の一人であるアルーン・エスコバー選手を放出することになる1対1のトレードだ」と同メディア。主に二塁、三塁を守る21歳のエスコバーは球団のプロスペクトランキング4位の有望株。今季は2Aで打率2割2分2厘、4本塁打、28打点を記録している。

 昨季、32本塁打、103打点をマークした鈴木とは格差が大きすぎるが「このトレードは物議を醸すかもしれないが、両チームにとって理にかなったものとなるだろう。両チームのファンはこのトレードに反対するだろうが、両チームともトレードを実行する意思があると考えられる」と実績と将来性を秤にかけた有効なトレードだと指摘したが、果たして…。