ヤンキースは24日(日本時間25日)、敵地でのアストロズ戦で4本塁打を含む13安打の猛攻を浴びせ、12―4で圧勝。17日(同18日)から続く連勝を「7」に伸ばし、ア・リーグ東地区の首位(17勝9敗)をガッチリとキープした。
初回から無死満塁のチャンスをつくり、相手の適時失策やチザムの2点適時打で3点を先制。4回以降はマクマーン、チザム、ライス、カバジェロのソロ4発などで効果的に得点を重ねた。まったく相手を寄せつけない強さの裏には、心の余裕もあるようだ。コディ・ベリンジャー外野手(30)が前日23日(同24日)のレッドソックス戦で見せたしぐさにも表れている。
同地区の最下位に低迷するチームを相手に4―2で勝利したが、最後の打者となったコントラレスの打席で左翼を守っていたベリンジャーは、右手にはめていたグラブを完全に外し、暇つぶしに皿回しでもするかのように右手でグラブをクルクル…。その模様はSNSを通じて「コディ・ベリンジャーはレッドソックスとの試合中に3秒間でグラブを420回転させた。これはMLBおよびグラブ回し記録である」などと面白おかしく拡散された。
もっとも、当時の点差は2点。ゲームセットがかかるまで何が起きるか分からない。米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「コディ・ベリンジャーが試合終了間際にレッドソックスに対して失礼な行動をとった」とチクリとやったが、矛先はこの日のオリオールズ戦にも3―10の惨敗で4連敗となったレッドソックスに向けられた。
ベリンジャーの〝グラブ回し〟を経て「そのわずか3球後、コントラレスはゴロに打ち取られ、試合は終了した。結局、ベリンジャーは外野でそれほど多くの仕事をこなす必要はなかった。ベリンジャーによるかなり冷酷なプレーではあったが、その責任はボストンにある。(3連戦で)3―12の大差をつけられたレッドソックスは、もっと真剣に受け止めてもらいたければもっと粘り強く戦うべきだった」。ベリンジャーの〝失礼行動〟がやり玉に挙げられるどころか、低迷する相手が叱責される始末となっていた。
いずれにせよ、同地区のヤンキースとレッドソックスの2チームの明暗ははっきりと分かれている。












