MLB公式サイトは22日(日本時間23日)に「大谷のピークは私たちがこれまで見てきたことより高みに到達するのか」と題し、今季のドジャースの大谷翔平投手(31)に史上最高のシーズンを期待した。

 これまで大谷は史上初の快挙を何度も達成している。2022年に投打で規定到達、24年は「50―50」達成、25年は投打二刀流で先発登板して3本塁打、10奪三振と球史に残る金字塔を打ち立てた。史上7人しか達成していない2年連続50本塁打、2位タイの4度のMVP受賞なども後世に語り継がれる。

 しかし、同サイトは「大谷がまだ成し遂げていないことが一つだけある。打撃のピークと投球のピークを同時に6か月間続けることだ。つまり史上最高のシーズンを迎えるということだ」と指摘した。

 46本塁打放った21年は9月3発と失速し、投手でも9勝で終えた。44本で初の本塁打王に輝いた23年は右ヒジを痛めて8月で投手終了し、打者でも右脇腹を痛めて、9月はほぼ欠場。規定投球回に到達した23年は34本塁打止まりだった。24年は打者専念、25年は投手復帰の年だった。

 今季の大谷は前回登板のメッツ戦までの3試合で18イニング、自責点1、防御率0・50。「昨年6月の復帰以来、彼と同じイニング数を投げた先発投手で、彼より防御率が低いの5人だけだ」とエースクラスであることを強調した。。

 打者では5本塁打、11打点、OPS0・890。「OPS+159は過去3年間のOPS+185より低いものの、『まだ、シーズン序盤だから』という以外に心配する理由は特にない」とこちらも順調だ。

 そこで同サイトは最近のMVP投票で重視されるWAR(勝利貢献度)に注目。最高の投球シーズン(22年の5・6fWAR)と最高の打撃シーズン(24年の9・0fWAR)を組み合わせたところ、14・6というとんでもない数字が出た。これはベーブ・ルースが1923年に記録した14・7に次ぐ2位の数字だ。投打二刀流が完璧なら誰も追いつけないということだ。

「これ以上求めるのは確かに非常に不公平だと承知している。しかし、3年ぶりに投球と打撃の両方で大谷が最高の状態にある。前回にこのような状況になった時、彼は真の打撃力の片りんを見せ始めたばかりだった。彼にはまだ何か驚くべき才能が秘められているとしたらどうか。現時点ではどんな可能性も否定できない」

 今季の大谷は投打で歴史に残る超モンスターシーズンを送るかもしれない。