メッツは14日(日本時間15日)、敵地ロサンゼルスでのドジャース戦に1―2で惜敗。ナ・リーグ東地区で最下位に沈むチームはドロ沼の7連敗となり、またしても黒星を重ねた。
先発した右腕のマクリーンは昨年8月にメジャーデビューし、今春のWBCでは米国代表として出場した有望株。強力なドジャース打線を相手に7回2安打1失点、8奪三振と好投したが、この日も打線が低調だった。ドジャースのエース・山本に封じ込められた面もあるが、得点は初回に先頭打者弾を放ったリンドアのソロだけ。しかも、これが21イニングぶりの得点という深刻な状態で、2回以降は9回まで8個の「0」を並べた。
連敗脱出どころか借金は「4」。シーズン序盤に訪れた試練に、莫大な資産を有するオーナーのスティーブ・コーエン氏は自身のXで〝緊急声明〟を発した。そこにつづられていたのは、敗戦の中から見いだした好材料や故障離脱中のソトの回復状況など、努めて前向きなものだった。
「負けることは誰でも嫌ですが、今夜は『明るい兆し』が見えました。攻撃面ではリンドアがホームランを含む2安打を放ちました。ビシェットはここ最近多かった右翼への打球とは対照的に、左翼へ二塁打を打ちました。ベンジも堅実なヒットを放ちました。ソトは今日、ランニングの調整を開始しました。セミエンはもう少し気温が高ければホームランになっていたかもしれない一打を放ちました。そして、ノーラン・マクリーンは7回を投げ切る素晴らしいピッチングを見せた。ファンの皆さん、どうか諦めないで。必ず巻き返します!」
162試合の長いシーズンでは好調ばかりでなく不調の波も必ず訪れる。コーエン氏は希望を捨てないように呼びかけたわけだが、今すぐに勝利を求めるファンの耳には届かない。
かえって火に油を注ぐ格好となり「あなたの楽観的な姿勢は素晴らしいが、このチームにはプレーオフ進出を争えるだけの戦力の厚みが明らかにない」「このチームの編成はひどい。それは否定できない事実だ」「シーズンはまだ序盤で時間がたっぷりあることは間違いない。だが、2025年6月中旬以降、メジャーリーグで5番目に多い敗戦数を記録しているチームに対して、ファンが落胆するのは当然だと思う」などネガティブな反応が相次いで寄せられた。
ドジャースとの3戦目(15日=同16日)の先発には今季未勝利で2敗のホームズを立て、投打二刀流の大谷と対戦する。コーエン氏が着目したポジティブな兆候から連敗ストップにつなげられるのか。












