5年連続Bクラスのオリックスナインに、ダイキン工業の会長兼CEOでオリックス後援会の井上礼之会長(78)が猛ゲキだ。「執念が足りない。負けるのが癖になってておとなしい。戦いなんやから蹴飛ばしてでも勝たないといけない。気持ちを前面に出さないといかん。やさしくて、おとなしいんや」

 今年はオリックス本社創業50周年のメモリアルイヤー。そこで井上会長はこんなことも提案した。「一人ひとりが本社の50周年の情熱を持たないといけない。誰かが毎日のように『メモリアルイヤーだぞ、頑張ろう』とみんなに声をかける。森脇監督なり、コーチが選手に仕掛けて言わせたらいい。今日はT―岡田、今日は坂口というように交代でね。それで勝つと“お経”みたいになる。その癖をつけたらいい。明日があるさ、じゃ勝てない。仕掛けを作らないといけない。それで監督が嫌われ役になってもいいんじゃないか」。節目の年にふがいない戦いは絶対にできない。試合前のグラウンドやロッカーでの「50周年声掛け作戦」で勝利への意識をより高めるべき、というのだ。

 今季はこれまで以上に球場に足を運び、選手を叱咤激励する構えの井上会長。「森脇監督の考えがチームに浸透してきた。キャンプも先頭に立ってやっておられたし、厳しい雰囲気が出てきている。どのチームも紙一重だし、優勝も狙えると思う」。ナインはその思いに応えなければならない。