新日本プロレス2日の後楽園大会で、タイチ(46)が団体に警鐘を鳴らした。

 タイチは4日両国国技館大会で上村優也&エルデスペラードと組み「ユナイテッド・エンパイア」のウィル・オスプレイ&グレート―O―カーン&HENAREと6人タッグ戦に臨む。2024年2月大阪大会を最後に米国・AEWに主戦場を移したオスプレイの「日本復帰戦」と銘打たれ注目を集めているが、タイチは「辞めていく連中、辞めた連中にずいぶん甘いんじゃないか?」と問題提起していた。

 この日の大会では上村&デスペラードとのトリオで真壁刀義&本間朋晃&マスター・ワトと対戦。本間との切り返し合戦を極星十字固めで制して3カウントを奪った。

 バックステージでは「出ていく人間、出ていった人間、どこまで甘やかせば気が済むんだ。何が凱旋だ。何を特別な舞台を与える必要があるんだ」と改めて主張。「こんなんだから下に見られてんだろ。海外出ていったヤツ。良かったらまた来てくださいってか。両国のチケット売れてませんから試合してもらえませんかってか? バカじゃねえのかお前ら」と語気を強めた。

 先シリーズの「NEW JAPAN CUP(NJC)」ではベスト4を新世代戦士が独占するなど新時代の扉はすでに開かれている。それだけにタイチは「NJCだって俺ら新日本の人間だけで盛り上げてきたんじゃねえのか? 俺らこうやってコツコツと〝ここ〟に残ってやってるだろ? 新日本プロレスのために。出ていく人間、出ていった人間、いつまで甘やかすんだ。みんな辞めていくよ! どうせ辞めたって、また新日本に出れるしなって」と持論を展開。「自分たちで新日本プロレス下げてるんじゃねえかよ。AEW様、ぜひ出てください…恥ずかしくねえのか、コノヤロー」と怒りを爆発させた。

 世界一のプロレス団体を目指す上で、選手の流出や古巣復帰が相次ぐ状況は若い選手たちにとって好ましくないというのがタイチの意見だ。「あっちもこっちも所属。両立できるわけねえだろ。もっと俺たちを見ろ、新日本プロレス。たまに来た人間はチヤホヤして。明るい未来を、お前たちの手で変えるな! みんなで世界一の団体にしてんだ、ここは。目標を変えるな、アイツら(若い選手)の」と、他団体の選手に頼ることの危険性を指摘。最後は「オスプレイ、久しぶりだけどよ、悪いけど俺が追い返してやるよ。残念だけど、今の新日本プロレスには俺がいるから。お前がいなくても大丈夫だ。しっかり叩きのめしてやるから、久しぶりにやりあおうぜ」とオスプレイに宣戦布告し長時間に及んだコメントを締めくくっていた。