新日本プロレス2日の後楽園大会で、YOH(37)がIWGPジュニアヘビー級王者のDOUKI(10万34)に敗れ悲願の同王座初戴冠はならなかった。

 極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」に属する王者に挑んだYOHは、開始早々から同ユニットの前リーダー・EVILの必殺技EVIL(変型大外刈り)を狙うなど自由奔放なファイトを展開。ダークネスフォールズ、SCORPPION DEATHLOCKと徹頭徹尾キング・オブ・ダークネスの得意技をコピーし続ける。

DOUKIに詰め寄るタイガーマスク。右は棚橋弘至
DOUKIに詰め寄るタイガーマスク。右は棚橋弘至

 H.O.TのSHOと金丸義信が介入するも、YOHの勢いは止まらない。金丸のウイスキーミストをトラースキックで粉砕し、SHOにはウイスキー口移しからのEVILをさく裂させてKOしてみせた。

 DOUKIに対してもEVILのフォームに酷似したラリアートからEVILを狙ったが回避されてしまう。さらにDIRECT DRIVEも防がれると、乱入してきたディック東郷とDOUKIの合体技マジックキラーで形勢逆転を許した。

 さらに首にイスを巻きつけられたYOHは、これまたEVILの得意技だったEVILホームランを浴びる。DOUKIのEVILこそカウント2で返す意地を見せたものの、最後はスープレックス・デ・ラ・ルナでついに力尽きた。

 まるでEVILクロニクルを見ているかのような、何ともダークネスな一戦に敗れたYOHはノーコメントで控室へ。一方でリング上には7月7日後楽園ホール大会で現役を引退するタイガーマスクが現れ「こんな試合でファンの人が納得すると思ってんのか。次は俺がやってやる! 俺はこの新日本プロレスで育ってないけど、佐山聡のストロングスタイルでテメーぶっ潰してやる。コイツをぶっ潰して、チャンピオンのまま引退してやる!」と次期挑戦者に名乗りを上げた。