メッツは29日(日本時間30日)、本拠地にパイレーツを迎えた一戦で延長10回の末、3―4で惜敗。開幕3連勝を逃し、2勝1敗で今カードを終えた。

 移籍2年目のフアン・ソト外野手(27)は、この日の延長10回の適時二塁打を含めて5打数2安打、2打点。3試合で本塁打こそまだ生まれていないが、打率3割5分7厘(14打数5安打)、3打点と上々のスタート切っている。一方、この日凡退した3つのアウトはすべて空振り三振。その中の第4打席で喫した三振には不名誉なレッテルまで貼られてしまった。

 場面は7回一死一、二塁。相手の3番手左腕、モンゴメリーの暴投で二、三塁と局面が変わり、フルカウントから投じられた8球目だった。左腕から繰り出された99・5マイル(約160キロ)の剛速球はやや内角寄りで、ボールの4個分程度高めに抜けた明らかなボール球。ソトは球の勢いに釣られるかのように出しかけたバットを必死に止めようとしたが、バランスを崩し、左ヒザから地面に着くと尻もちをついて横倒しのような格好になってしまった。

 同時にすさまじいパワーと身体能力をうかがわせるワンシーンとなったが、メジャー最高給取りに向けられる視線は厳しい。米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「フアン・ソトが今シーズンのMLBで最も恥ずかしい三振を喫した」と〝認定〟。「ソトは明らかに高めの球に不意を突かれ、スイングを止めようとした。しかし、手遅れだった。彼はバランスを崩し、地面の上の財布(でん部のポケットに入れた手袋)の上に転んでしまった」と描写し「彼ほどのパワーヒッターにしては三振が少ない。しかし、三振する時は見応えがあるものになる」と伝えた。

 三振だけでも屈辱的だが、不名誉な〝称号〟まで与えられてしまったソト。屈辱の二重奏を豪快なアーチで晴らしたいところだ。