ドジャース・大谷翔平投手(31)が3年ぶりに開幕から投打二刀流でシーズン完走を目指す。
打者としては開幕戦となった26日(日本時間27日)のダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場。初回先頭の打席でいきなり右前打を放ち、3打数1安打、2四死球で勝利に貢献した。マウンドには開幕5戦目となる31日(同4月1日)のガーディアンズ戦で上がる予定で、大谷にしかできないリアル二刀流が実現する見込みだ。
昨季はキャリアハイの55本塁打を放ち、投手としてはリハビリを兼ねてメジャーのマウンドに登板。投手、野手のどちらかの道を究めるだけでもプロが四苦八苦する世界にあって、右ヒジを2度手術した大谷は両方をこなしながら進化を続けている。才能だけでなく血がにじむような努力があることは間違いないが、従来の常識が通用しないとあってさまざまな可能性も語られている。
MLB通算213勝を挙げ、全米シニアオープンなどに出場したジョン・スモルツ氏(58)は、27日(同28日)に公開されたポッドキャスト番組「Subpar」の中でこんなことを語っている。
「彼(大谷)に賭けないなんてことはできない。彼がそのゲーム(ゴルフ)をプレーしたことがなかったとしても、誰よりも早く習得していただろう。それは彼の独自性ゆえだ。特別なマインドセットが必要だが、彼はそれを備えている。彼はその道のりをすべて記録してきた。幼い頃から書き留め、口にし、そして実行してきた」
大谷は人生設計ノートに中長期の目標を記し、進むべき道を明確にして努力を重ねてきた。そして今やメジャーのトップの中のトップに君臨。その気になれば何でもできてしまいそうな気配が漂っていることは確かだ。米メディア「クラッチ・ポインツ」も「スモルツは大谷があまりにも優秀で、投手を続けていれば史上最高の投手になっていたかもしれないと述べた。さらに、大谷が本気を出せばゴルフもマスターできるだろうと語った」と報じた。
ただ、大谷が昨オフに「身体的には今がピークあたりなのかな」と自己分析したようにまだまだ現役真っ盛り。同メディアは「スモルツの予言が的中すれば、彼はいつか別のスポーツでも頂点に立つかもしれないが、それはドジャースをさらなる成功に導いた後の話だろう」と引退後の進路の一つとして取り上げていた。












