海を渡った和製大砲たちが移籍1年目から大きな存在感を放っている。「MLB公式サイト」は12日(日本時間13日)、今年初めての新人王予想を行い、ア・リーグの1位に村上宗隆内野手(26=ホワイトソックス)が選出された。

 この予想は識者39人対して行われるアンケート。ここまでと今後の活躍を見越した上で上位5人を選び、1位から5位まで順番に5ポイントから1ポイントをつけ、合計ポイントで順位が決められる。その中で村上は最多の「20票」を獲得。「14票」で2位だったマクゴニグル(タイガース)を振り切った。同サイトが示していたデータはこの日の試合前時点のもので15本塁打、長打率5割5分6厘、OPS・920、塁打数79はすべて新人トップ。「スラッガーぶりを発揮」とたたえ、ルーキー最多の30四球についても「選球眼にも優れる」と文句なしだった。

 また、岡本和真内野手(29=ブルージェイズ)も「1票」を獲得して候補に入り、メシック(ガーディアンズ)とともに4位タイ。「打席での立ち位置を変えて以来、岡本は別人のような打者に生まれ変わった。変えてから21試合で打率3割3厘、8本塁打、22打点、OPS1・049を記録した。間違いなく何かを解き放った。この活躍が続けば、今後数か月でさらにランキングを上げても不思議ではない」と評価している。

 村上はヤクルト、岡本は巨人でそれぞれ4番を張り、毎年のように本塁打王のタイトルを争ってきた。現状は「20―1」の大差で村上に軍配が上がっているが、岡本が巻き返す可能性も十分。2人の大砲から今後も目が離せない。