極度の打撃不振に陥っていたマリナーズの大砲カル・ローリー捕手(29)が12日(日本時間13日)の敵地アストロズ戦で実に39打席ぶりに安打を放った。
ローリーは4月27日(同28日)のツインズ戦第4打席で7号2ランを放って以来、前日まで今季のメジャー最長となる36打数無安打。この日は2回の第1打席は四球を選んだが、3回の第3打席は相手先発・今井の前に空振り三振、6回の第3打席は2番手・ホッペに中飛に打ち取られ、ノーヒットは38打席まで伸びた。
だが、7回の第4打席でようやく中前打が出て、長いトンネルを脱出。9回の第5打席も左前打を放ち、終わってみれば4打数2安打3得点の活躍で10―2の勝利に貢献した。
このスランプ脱出の裏には先発右腕、ローガン・ギルバート投手(29)の奇妙なアドバイスがあったという。地元紙「シアトル・タイムズ」のアダム・ジュード記者は自身のXに「カル・ローリーはローガン・ギルバートの勧めで昨夜、不振を打破しようとユニホームを着たままシャワーを浴びた」と投稿。ワラにもすがる思いで同僚からの〝珍指令〟を実践したという。
この報道を取り上げた米メディア「クラッチ・ポインツ」は「迷信は野球につきものだが、ローリーがこの特定の助言に従ったという事実は、彼がいかにスランプから抜け出そうと必死だったかを示している」と解説した。
ローリーは昨季、60本塁打、125打点でア・リーグ打撃2冠に輝いたが、今季はここまで打率1割6分6厘、7本塁打、18打点、OPS.573と大苦戦。異例のシャワーが大砲のバットに火をつけるきっかけとなるか。












