F1レッドブルが、マックス・フェルスタッペンによる日本グランプリ(GP、決勝29日)公式会見での記者退出騒動で〝事情聴取〟する可能性が出てきた。
今回の騒動は26日の公式会見で発生。フェルスタッペンが英紙「ガーディアン」のジャイルズ・リチャーズ記者に対して「出ていけ!」と激怒し退出させ、大きな波紋を呼んだ。
英メディア「HITC」は、レッドブルがフェルスタッペンの行動を問題視している状況を報道。「レッドブルの首脳陣と非公開の会談を行う予定だ。フェルスタッペンの行動はレッドブル内部でも見過ごされておらず、この状況に不安を感じている者もいる」と指摘した。
「ローラン・メキース代表は難しい立場に置かれている。フェルスタッペンはすでにマシンの性能とF1全体の変更の両方に不満を抱いており、ドライバーの不満をさらに募らせることなくこの状況を乗り切るのは困難だろう」。レッドブルにとってフェルスタッペンは絶対的なエースだが、その一方でメディアとの関係性もそれに匹敵するほど重要だという。
「フェルスタッペンの行動は、レッドブルという組織にとって一線を越えたと言えるだろう。同チームはメディアとの関係を非常に重視しており、その関係はモータースポーツにとどまらない。露出が増えることで無料の広告効果も得られ、主力製品のプロモーションにも役立つ。スポーツにおける知名度とビジネス目標の結びつきこそが、レッドブルがF1に参戦する根本的な理由である」と分析する。
報道陣がルール違反をしたならばいざ知らず、質問が気に入らないことを理由に激怒して会見場から追い出すという行動は、各国メディアからも批判が高まっており、レッドブルとメディアの関係が悪化しかねない。チームとしては、エースと言えどもさすがに看過できないというわけだ。
ドイツ紙「ビルト」は「責任者が彼と話をするつもりだ」と報じており、首脳陣がフェルスタッペンに対して事情聴取を行う方針。4連覇王者が起こした騒動は、さらに波紋が広がりそうだ。











