ドジャースのカイル・タッカー外野手(29)は26日(日本時間27日)に本拠地ロサンゼルスでのダイヤモンドバックスとの開幕戦に「2番・右翼」で移籍初出場し、7回に右中間適時二塁打を放ち、4打数1安打1打点、1得点1四球だでチームの8―2の勝利に貢献した。しかし、試合後の会見で意外な課題を明かした。

 試合後、タッカーは「まずは1本出てよかった。これからもっと続けていきたい」と笑顔で語った。まずは好スタートだがある悩みを打ち明けた。それは安打を放った後に塁上で行うセレブレーションのお祝いポーズだ。

「まだ覚えている最中で、もう少し磨かないといけない。WBCとかいろいろあってチーム全員で試合する機会がまだ少なかったけど、こうやってみんなで試合できるのは楽しい。ポーズも早く慣れていきたいね。またチャンスがあれば明日も決めたいけど、もう少し練習が必要かな(笑い)」。はにかみながら認めた。

 実は24日(同25日)のエンゼルスとのオープン戦戦でも注目されていた。タッカーが出塁した後、ロハスがダグアウトで〝ドジャース流〟ヒップロックを直々に伝授したのだ。両腕を高く上げてタッカーと目を合わせながら、一緒にタイミングを合わせて左方向にツイスト。ややぎこちなくもはにかみながらやってみせるタッカーに、ロハスが満足そうな笑みを見せる場面が話題を呼んでいた。

 このヒップロックは、チームのストレングスコーチが毎日選手に課すトレーニング動作が由来で、2年前から安打時のお祝いポーズとして定着している。二塁打の場合は両腕をまっすぐ上げてゆらゆら揺らす〝エアダンサー〟ポーズで、こちらは2023年のチームイベントでフレディ・フリーマンがアッシャーの前で披露したダンスが起源だという。

 この日、二塁打だったタッカーは塁上で両手を挙げてゆらゆら。先日のヒップロックより難易度が低いのか、こちらは比較的スマートに披露してみせた。

 チームとしての連帯感についてタッカーは「このクラブハウスの選手たちは長くやってきた経験があって、勝つために何が必要かをわかっている。毎日の準備がすごいと感じる」と、新天地での刺激を語った。

 タッカーがポーズを披露する回数が増えれば、完成度は上がる。ということはチームに貢献するということだ。タッカーがセレブレーションを早く上達すればドジャースは独走する。