第98回選抜高校野球大会の第8日(26日)第3試合は大阪桐蔭が三重を延長タイブレークの末に6―5で下し、2年ぶり8強に進出した。

 3点をリードしながらも4回に1点差に迫られ、8回に同点に追いつかれた。プロ注目の最速153キロのエース吉岡(3年)が5回途中を2安打、7四球、4失点とまさかの乱調で苦戦を強いられ、5―5で延長に突入。10回に無死二、三塁から8番・中島(2年)がしぶとく中犠飛を放って勝ち越しに成功すると、その裏は3番手の小川(3年)が無失点に踏ん張った。

 12安打を浴びせながらも5回以降は得点が入らず、最後に1点をもぎ取っての粘り勝ち。西谷監督は「三重高校さんとやる時はいつもこんな風になる。本当はうまく突き放さないといけないけど、まだまだ力不足。後半厳しくなりました」と反省しながらも「吉岡がうまくいかない部分もありましたが、今日は継投でと思っていた。苦しいところでどれだけ粘れるか、力の差はまったくないのでそれだけの差。明日(27日)できることに喜びを感じてます」と流れる汗を拭いた。

 またこの試合の7回から西武・中村剛也内野手(42)の長男・勇斗(2年)が一塁守備について甲子園初出場。9回にはブラスバンドが父の応援曲を演奏する中で打席に立ち、空振り三振に終わった。

勝利に喜びの大阪桐蔭ナイン
勝利に喜びの大阪桐蔭ナイン