巨人は24日、育成選手のエルビス・ルシアーノ投手(ドミニカ共和国=26)、宇都宮葵星内野手(21)と支配下選手契約を締結したと発表した。背番号はルシアーノが「48」、宇都宮が「68」に決まった。

 独立リーグ出身で入団3年目の宇都宮は「自分は野球しかできないので、独立のときから野球一本と決めてきた」と語り、支配下昇格について「めっちゃ嬉しいっす!」とシンプルに喜びを伝えた。憧れの選手にソフトバンクの周東を挙げ、自身の役割を「終盤での代走や守備。緊迫した場面での出場だと思う」と見据えると「確実に決められる盗塁を練習からしっかりやっていきたいと思います」と表情を引き締めた。

 オープン戦は7打数3安打1打点、打率4割2分9厘を記録し、4盗塁と持ち前の俊足でも存在感を示した。

 ルシアーノはブルージェイズ時代の19年に、当時の球団史上最年少でメジャーデビュー。22年までブルージェイズ傘下でプレーし、右肘の故障を経て23年に巨人入団。来日後も故障に苦しんだが、4年目で悲願を叶えた。「決して簡単ではなくて、楽しいものではなかったんですけど家族が支えてくれた。(支配下と)聞いた時には、妻と一緒に涙を流して、それくらい嬉しかったです」と振り返った。

 起用法については「監督が求める場面で投げることが、チームにとっても自分にとっても最適」と話した。外国人枠の影響で出場機会が限られる可能性についても「競争をネガティブには捉えていない」と冷静に受け止めた。

 今季のオープン戦では7登板で、防御率0・00と好成績をマーク。「頑張って」という日本語が好きだといい、「『常に努力しなさい』という意味だと思う。選手として常に心に留めておきたい言葉」と語った。