元日本ハム投手の芝草宇宙監督(56)率いる初出場の帝京長岡(新潟)が東北(宮城)に1―5と完敗。初戦で姿を消した。立ち上がりからエース工藤(3年)の制球が定まらず、劣勢の展開。打線も散発4安打に抑えられ、2回に送球間に1点を返すのが精いっぱいだった。

 聖地初勝利はならず、芝草監督は「うまく試合を運ぶことができなかった。立ち上がりから流れを引き渡してしまった。打線はなかなか狙い球を絞るのに苦労した。相手投手のコントロールが見事でした。なかなか手が出ない。今後の課題としたい」と悔しさをにじませた。

 芝草監督は帝京高時代にエースとして3度の甲子園に出場。1987年夏大会の東北戦ではノーヒットノーランを達成している。39年ぶりに聖地に帰還し、思い出の相手との一戦だったが「2時間という試合だったけど、まだまだゲームがしたいという思い。勝敗関係なしにベンチから見る素晴らしさというか、本当に気持ちのいいグラウンド。ここで何とかチームを勝たせたい思いでやっていた。チームを機能できなかった原因を自分でしっかり反省して夏にぶつけたい」と前を向いた。