DDT22日の後楽園大会で、KO―D無差別級王者の上野勇希(30)がKANON(29)を下しV6に成功した。

 試合は序盤から両雄の意地が交錯する白熱の攻防。場外戦になると上野は鉄柱攻撃やヒザ蹴りなど容赦ない攻めでKANONにダメージを与える。だが、一歩も引かないKANONからもパワーを生かした反撃を受けて一進一退となった。

 中盤にはダブルダウンでカウントが進むなど消耗戦に突入だ。最後はKANONの猛攻を耐え抜いた上野がスリーパーホールドからWRとつないで叩きつけて勝利した。

 試合後、上野は「KANONはメチャメチャ強い。顔もかっこいい。優しい。それでいてちゃんと変なヤツだ。でも今のままじゃあかんぞ。恥ずかしがってこわがらんと、もっと見せてくれよ。DDTの家族やお前は。これからも一緒に楽しもう」と語り掛ける。これに涙を見せるKANONに「泣くんじゃねえ」と話してハグをかわした。

 これにKANONのセコンドを務めていた飯野がなぜかもらい泣きで、上野は再び「泣くんじゃねえ」と苦笑い。すると退場するかと思いきやリングに引き返してきた飯野から「上野さん、そのKO―Dのベルトに挑戦させてくださいよ」と宣戦布告を受ける。これを受諾し4月15日の後楽園ホール大会でのV7戦が決まった。

 また、ユニバーサル王座はカリスマ・佐々木大輔が須見和馬に敗れ陥落。須見は勝俣瞬馬を初防衛戦(4月18日、アクロス福岡)の相手に指名した。