バレーボール男子で2024年パリ五輪代表の甲斐優斗(専大4年)が、新生活の誓いを立てた。

 フランス1部リーグで武者修行に励んだ一方で、専大を全日本大学男子選手権(インカレ)の優勝に導くなど、代表活動以外にも全力投球。代表では五輪やネーションズリーグ(VNL)などを経験した。卒業後もSVリーグの大阪Bでプレーする若武者は、22日に東京・日本武道館で行われた卒業式で「よりバレーボールに向き合って取り組めるようになるので、もっともっと上を目指して、五輪でメダルを取るところまでしっかりまずは頑張っていけたら」と抱負を語った。

 専大では経営学部経営学科でスポーツ以外の知識を深めた。学業とバレーボールの両立は「大変だった。授業中に何とか理解しようとはしていて、あとはもうテスト前に詰め込んいた」と苦笑いを浮かべつつ、卒業式を通じ「大学生をやっていたんだなとやっと感じている。すごくうれしく思うし、4年間最後までやり遂げられて良かった」と頬を緩めた。

 甲斐と同じアウトサイドヒッターは、代表のエース・石川祐希(ペルージャ)、高橋藍(サントリー)ら多くの有力選手が毎年のように代表に名を連ねている。それでも「代表を引っ張るようなエースを目指していきたい。地道にコツコツやっていければいいかなと思っている」ときっぱり。絶対的存在へ、甲斐の新たな物語が幕を開ける。