バレーボールのSVリーグ男子チャンピオンシップ(CS)決勝第3戦(17日、神奈川・横浜アリーナ)を制し、初優勝を飾った大阪Bの主将・西田有志は〝肉体改造〟が実を結んだ。

 2―0の第3セット。24―18の場面で西田が放ったサーブが決まり、3―0で勝利。第1戦で黒星を喫しながらも、逆転で頂点の座を引き寄せた。試合後に涙を流した西田は「(最後は)ああいう展開で回ってくるんだなと思った。うれしい気持ち」と頬を緩めた。

 昨季の代表シーズンは登録メンバーに名を連ねながらも、日の丸に袖を通さない選択をとった。試合終盤でのスタミナ切れを克服するべく、トレーナーと体力面を強化。多い時は1日20キロ走りこむこともあったという。

「(昨季の)夏から1人で合宿に励んでいた。ここで優勝できなかったら形として残らない。優勝という形になったからこそ、やってきて良かった、自分なりに報われたところはあった」としみじみ語った。

 表彰式では妻で元日本代表の古賀紗理那さんから「おめでとう」と声を掛けられたが、ここがゴールではない。「まだ僕は行けると思う。1回優勝したからオッケーというわけじゃない。一人ひとりがもっともっと自分を磨けるところがたくさんあると思う」とさらなる高みを見据えた。