第98回センバツ高校野球の開会式が、19日に甲子園で行われた。入場行進では、昨春覇者の横浜(神奈川)を先頭に、入場行進曲「イイじゃん」(M!LK)の演奏に合わせて出場32校がグラウンドを一周した。

 この日の第一試合で帝京(東京)と激突する沖縄尚学(沖縄)の注目左腕・末吉良丞(3年)も、凛とした表情で甲子園の土を踏みしめた。

 選手宣誓は北照(北海道)の手代森煌斗主将(3年)が務めた。「16年前、この場所で私の高校の先輩は選手宣誓をしました。その先輩の指導を受けてきた私が、今同じ場所で同じ役目を務めています」と同校出身で2010年に同じ大役を全うした西田明央捕手(元ヤクルト=33)に思いをはせた。

 そのうえで「夢はひとりのものではなく、人から人へと受け継がれ、未来に繋がっていきます」と〝夢〟という言葉を強調し「かつて高校球児だった者たちが世界の頂点を争うその原点に甲子園があります」と言葉を強めた。

 最後には「夢を繋いでくれた先輩への感謝の気持ちを胸に、今、この時、この日を忘れずに、威風堂々戦い次の世代の夢となることを誓います」と締めくくり、スタンドの観客から大きな拍手が送られた。

 大役を終えた手代森は「いい宣誓になった。100点です」と安堵の笑顔を見せた。