やはり本命は揺るがなかった。米メディア「ファンサイデッド」が18日(現地時間)、第6回WBC終了後に更新したMLB30球団の最新パワーランキングでドジャースが文句なしの1位に選出された。
ワールドシリーズ連覇を達成し、3連覇の最有力候補と位置づけられる中で、同メディアは「再び恐ろしい存在となった」と断言。カイル・タッカー外野手(29)、テオスカー・ヘルナンデス外野手(33)らのスプリングトレーニングでの充実ぶりに加え、さらに昨季終盤の不振で「ガーベージ(がらくた)」とまで称されたタナー・スコット投手(31)が「かつての姿を取り戻しつつある」と評されるなど投手層の厚みまで評価され、開幕前から〝独走ムード〟すら漂わせている。
注目は、そこに日本人メジャーリーガーの存在も色濃く重なっている点だ。ドジャースでは大谷翔平投手(31)、山本由伸投手(27)、佐々木朗希投手(24)という豪華陣容を擁しながら、なお全体評価は頭一つ抜けている構図。スターを並べるだけでなく、周辺戦力まで抜かりなく整えている点が他球団との決定的な差として映る。
一方で日本勢の所属球団にも明暗が分かれた。鈴木誠也外野手(31)を擁するカブスは2位。WBC準々決勝の日本―ベネズエラ戦で鈴木がヒザを痛めた点は不安材料とされたが、チーム全体の投資と戦力充実が高く評価された。岡本和真内野手(29)が加わったブルージェイズは3位で、同メディアも「掘り出し物」と期待。ヤンキースは4位、メッツは5位と続き、WBCで健在ぶりをアピールした吉田正尚外野手(32)が所属するレッドソックスは9位となった。また、今井達也投手(27)が加わったアストロズも12位に浮上した。
その一方で、村上宗隆内野手(26)が加入したホワイトソックスは29位、菊池雄星投手(34)のエンゼルスは27位、ダルビッシュ有のパドレスは14位と伸び切れない。つまり今回のランキングは、日本人選手の話題性だけでなく、所属球団そのものの完成度がどこまで伴っているかを、改めて冷徹に映し出したとも言える。主役は今年もドジャース――。そんな空気を、米メディアは早くも隠そうとしていない。












