昨年12月23日に亡くなった男子ゴルフのレジェンドで「ジャンボ」こと尾崎将司さん(享年78)の「お別れの会」が16日に開催。甲子園の優勝投手(徳島・海南高)からプロ野球の西鉄ライオンズに入団するも、わずか3年でプロゴルファーに転向し、才能を開花させた。日本ツアー史上最多となる94勝、12度の賞金王獲得など数々の偉業を成し遂げてきた。そんなゴルフ界の絶対的スターが巻き起こした〝大騒動〟を一挙公開――。
【鈴木保奈美事件】1993年「フジサンケイクラシック」を制覇したジャンボの表彰式。プレゼンターを務めた女優・鈴木保奈美は賞状やトロフィーを手渡すと、最後にジャンボのほっぺにキス! 当時絶頂の人気女優からうらやましすぎる〝プレゼント〟だ。表彰式後の取材でジャンボは「彼女から(キス)したいと言ってきた」とご機嫌でコメントした。しかし記者が鈴木を直撃すると「キス? ジャンボさんから要求されました。エッチなオヤジだなって思いました。断る? 大観衆の前でジャンボさんに恥かかせてはいけないと思って…」と複雑な表情を見せていた。
【スキンヘッド事件】94年5月「フジサンケイクラシック」でまさかの失格。この裁定は波紋が広がり、規定の見直しにつながったが、本人は「気持ちも体もやせたよ。夢遊病者のようだった」と意気消沈。「ジョン・デイリー(ユダヤ人思想主義者)のように頭をスキンヘッドにしてやろうと。本当だよ。でも行きつけの理髪店に連絡したら休みだったんだな」とした上で「こういう気持ちがあったことを知っておいてほしい」と漏らした。「(映画)ロッキー3の(クラバー・ラング役)ミスターTに殴られっ放しの第5ラウンドのようだ」と放心状態だった。
【CD買い取り事件】94年11月、日本プロゴルフ選手会の有志26人はがん撲滅のためにCDを制作し、売り上げを寄付することになった。もちろん、ジャンボも参加。ところが、取材で集まった報道陣を前に倉本昌弘はジャンボがNG連発で何度も撮り直しとなったことを暴露すると「(おわびに)賞金に応じてCDを買うしかないな。賞金の1%は買ってもらう」と要請。この時点で賞金額は1億6000万円の1%で161万円。CDは1枚1500円で1074枚のお買い上げとなり、さすがのジャンボも神妙な表情を見せた。
【丸山ほめ殺し?事件】丸山茂樹が台頭し始めた90年代は、まだジャンボ全盛時代。ゴルフ界の発展のため若手の台頭はうれしい半面、自らの座を奪いかねない存在でもあった。丸山が勝つと「アプローチ、パットに成長を感じる」「柔軟性があるのは前からわかっていたが、それがゴルフの柔軟性になった」とほめたたえる一方で「これで今季の優勝は打ち止めだな」「優勝して当たり前。オレが出ていなかったから」や「俺以外の選手は見下せるよ」と最後は自分を〝あがめる〟あたりはジャンボ流か。
【ド派手ウエア事件】常に派手な色やデザインのウエアを着用することで知られていた。その理由について「ラッキーカラーが3つあって、紫と黒、青の3色だからウエアの基調はこの3色だけど(メーカーから)ウエアをもらうたびに『うぇー、派手だな』って思うよ。でもプレーする場所は歌舞伎の舞台と同じだと思ってやっているから」と説明する。そして「成績が悪かったら派手な舞台衣装も着れなくなる。いつまでも派手な衣装が着たいからトップの座は譲れない」とのこと。ちなみに下着は地味で、夏場はトランクスで冬はブリーフ。色は白が基本だそうだ。













