男子ゴルフで国内通算112勝をマークした尾崎将司さんが23日の午後3時21分にS状結腸がん(ステージ4)のため亡くなった。78歳。親族が発表した。
生前は「ジャンボ」の愛称で絶大な人気を誇ったプロゴルファー。1964年に徳島・海南高(現海部高)のエースとして選抜高校野球大会で優勝すると、翌年に西鉄ライオンズ入団。投手から野手に変更するも実働3年で退団し、プロゴルフの道に進んだ。70年にプロテストに合格。2年目の「日本プロ」で初優勝を果たし、通算12度の賞金王を獲得した。
そんな尾崎さんはびっくりするほど多趣味なことでも知られた。高級車が好きでロールスロイスや真っ赤なフェラーリなどを乗り回した。ボウリングやビリヤードもかなりの腕前で音楽にも精通。優雅にギターをかなでたり、美声を生かして、1975年には歌手デビューも果たし、アルバムまで製作した。
また盆栽の愛好家としてもその名をとどろかせている。自らが手掛けた作品を品評会に出すなど盆栽のプロたちにも負けほど情熱を傾けており、ゴルフ以上に愛情を注いでいたと言っても過言ではない。ゴルフの取材は拒否することはあっても、盆栽専門誌などのインタビューには気持ちよく応じ、専門誌の表紙を飾ることも少なくなかった。













