巨人は、14日に行われる日本ハムとのオープン戦(東京ドーム)で、昨季限りで現役を退いた長野久義編成本部参与の引退試合を実施する。

 球団によると、長野氏は試合終盤の8回以降に守備と打席の両方で出場する予定。試合後には場内を一周し、東京ドームのグラウンドからは最後となるあいさつをファンへ届ける。

 長野氏は昨年10月、16年間の現役生活に区切りをつけ、同年12月に巨人と編成本部参与として契約を締結。現在はスカウト部や国際部をサポートし、アマチュア選手や外国人選手の調査を中心とした編成業務に携わっている。

 2月には春季キャンプが行われていた宮崎市を訪問。打撃投手を買って出たほか、若手内野手の居残り特守でノッカーを務める阿部監督のボール渡し役に徹する姿などが見られた。ユニホームから球団ジャンパーに装いを替え、チームの未来のための業務に精を出している。

 阿部監督は取材に応じ、長野氏の近況について「(編成業務などで)プエルトリコとかに行っていた」と奮闘ぶりの一端を明かした。さらに、引退試合を迎えるにあたり「(試合前の)練習から入ります」と本人から申し出があったことも、笑顔を交えて語った。続けて「こういう機会をもらえる人って、限られている人だからね。楽しんでもらいたいね」とメッセージを送った。

 プレーでたくさんの感動を届けてきたチョーさんの最後の勇姿を、多くのファンが見届けることになりそうだ。