F1アストンマーティンが、エイドリアン・ニューウェイ代表に代わってレッドブル前代表のクリスチャン・ホーナー氏を新代表に電撃就任させる可能性が急浮上してきた。

 ホンダが本格復帰したアストンマーティンは開幕戦からトラブル続きで、フェルナンド・アロンソはリタイア、ランス・ストロールは61年ぶりとなる15周遅れで記録的な最下位となるなどチームの危機的状況が露呈した。

 さらに混迷に拍車をかけているのが、ニューウェイ代表による禁断のホンダ批判だ。会見でホンダのスタッフに関して、以前に本格参戦していた際の経験者の多くが離れたという内情を暴露した上で「F1初心者ばかりで、以前の経験を持っていなかった」と斬り捨てた。

 ニューウェイ代表の発言は内紛につながると問題視されており、解任の可能性が浮上。そこで代役として白羽の矢が立ちそうなのがホーナー氏だ。

 英モータースポーツ専門メディア「ザ・ジャッジ13」は「ニューウェイがチーム代表として失敗し、クリスチャン・ホーナーがアストンマーティンF1に加入する」と報じた。

「ホーナーはニューウェイのスキルを最大限に生かす方法を知っている」と指摘。ホーナー氏とニューウェイ代表はレッドブルで二人三脚で常勝軍団を築き上げてきた盟友だ。もともとニューウェイ代表は〝天才マシンデザイナー〟としてらつ腕を振るい、技術畑を歩んできた人物。チームを統率する役目をホーナー新代表に任せ、ニューウェイ代表は技術部門のトップに専念して問題山積の現状を打開する狙いとみられる。

「ホーナーはレッドブルのガーデニング休暇が4月にならないと解禁されないが、今やその期限は数週間後に迫っており、彼の就任はニューウェイの肩から大きな重圧を一気に軽減するだろう。元レッドブルのボスであるホーナーは、F1の天才デザイナーであるニューウェイと20年以上共に仕事をしてきたため、彼の仕事ぶりや、ニューウェイの能力を最大限に引き出す環境作りを熟知している」と同メディアは電撃招へいの背景を分析する。

 レッドブルで黄金時代を歩んだ最強コンビの誕生なるか注目だ。