WBCの米国代表、カル・ローリー捕手(29=マリナ―ス)が10日(日本時間11日)、前日に起こった〝握手拒否事件〟の真相を明かした。

 米国は1次ラウンドB組で9日(同10日)にメキシコと対戦。5―3で競り勝って3連勝としたが、マリナーズで同僚に当たるメキシコ代表のランディ・アロサレーナ外野手(31)が第1打席に立つ前、捕手のローリーに握手を求めてきたが、ローリーはこれを拒否した上で「会えてうれしいよ」の社交辞令をチームメートに返した。

 この態度に激怒したアロサレーナは試合後、現地メディアに「『会えてうれしい』なんてクソ食らえだ!」「くたばれ!」と暴言を連発。この罵詈雑言と握手拒否シーンはSNSで拡散され、波紋が広がっている。

 この日のイタリア戦前に取材に応じたローリーは握手を拒否した理由を「チームメートとそして国全体に対して、集中して取り組む責任がある」と説明。さらにアロサレーナに対しては「悪意も恨みもない。裏には何もない。確執はない。ランディを愛している。先ほども言ったように、シアトルに戻れば彼は兄弟、家族だ」とあつれきは一切ないとした。

 アロサレーナの暴言についても「先ほども言ったように、私にとっては大したことではない。彼もそう思っていないでしょう」とサラリ。昨季、60本塁打、125打点で打撃2冠に輝いたキングは大人の対応を貫いた。