米国・AEWの「AEW COLLISION」(コロラド州デンバー)が28日(日本時間1日)に放送され、AEWインターナショナル王者オカダ・カズチカ(38)と、TNT王者カイル・フレッチャー(27)の新コンビ「プロトオカダ」が完勝発進した。

 オカダは同じ「ドン・キャリス・ファミリー」の一員ながら、KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)と対立。一方でフレッチャーとはオカダのドライバー攻撃をめぐりモメた時期もあったが、現在は和解して友好関係にある。前回「DYNAMITE」では、オカダがフレッチャーにタッグ結成を呼びかけ、強力な王者コンビが結成された。

 オカダは入場するなりフレッチャーと笑顔で肩を抱き合い、何だか楽しそうだ。対戦相手の「トップフライト」(ダンテ&ダリウス・マーティン)にも余裕の笑みを送ると、ダリウスにフレッチャーとダブルのビッグブーツを叩き込み、いきなり合体技を披露。2人で得意のポーズも決めてみせた。

 フレッチャーが攻め込まれると、オカダが場外からダンテの足を引っ張り、DDTで床に打ちつける。フレッチャーは実況席のドン・キャリスにキスして、大ブーイングを浴びた。トップフライトに逆襲を許しても、オカダは冷静に相手の攻撃をカットする。ダンテを場外バリケードに叩きつけると、返す刀でセコンドのクリストファー・ダニエルズにも蹴りをぶち込んだ。

 すかさずリング内でダリウスにドロップキックからレインメーカー。一撃でKOしたが、フレッチャーがタッチを求めてくる。オカダはニヤリとしながら、相棒にとどめを譲り交代。代わったTNT王者はコーナーのダンテに蹴りをぶち込んだ後、ダリウスをブレーンバスターで豪快に叩きつけ3カウントを奪った。

「プロトオカダ」が圧倒的な強さを見せつけて完勝。マイクを握ったフレッチャーは「今、〝プロトオカダ〟として一つになった。俺たちは止められない」とアピール。ここでAEW世界トリオ王者のケビン・ナイトとマイク・ベイリーが登場し、昨年末の「コンチネンタル・クラシック」公式戦で、ナイトはオカダに、ベイリーはフレッチャーに勝った事実を突きつけ、オカダ得意のBワードを交えて挑発する。

 オカダは「プロトオカダには勝ったことないだろ!」と反論するも、「ジェットスピード」は〝ハングマン〟アダム・ペイジと3人で保持するトリオ王座戦で対戦するため、「3人目を見つけてこい」と要求。世界トリオ王者からの挑戦状に、果たして、「プロトオカダ」はファミリーの仲間から誰を選ぶのか? まさかあの男ではないだろうが…。