ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート女子で金メダルを獲得したアリサ・リュウ(20=米国)の担当コーチが懸念を表明した。

 五輪制覇を果たしたリュウは米国のニューヒロインとして注目を集めている。米メディア「AtholonSports」が「五輪の驚異的なパフォーマンスで人気を高めた。瞬く間に世界的なスターとなった。彼女の気さくで親しみやすい人柄もSNSのファンの間で人気を博した」と報じるように、インスタグラムのフォロワー数は五輪前の30万人から580万人に急増したという。

 その一方で、同メディアはリュウの担当コーチ、フィリップ・ディググリエルモ氏がスターとなったまな弟子の今後を不安視しているという。「世界選手権に向けて、どう練習していくのかを考えなければなりません。彼女は注目を浴びているので練習中はリンクを閉鎖するように管理者にお願いする必要があるかもしれません」

 リュウは3月24日開幕の世界選手権(チェコ・プラハ)に向けて近日中にトレーニングを再開する予定。しかし、周囲の大フィーバーもあってこれまで通りの練習環境や生活を維持できない可能性が出ている。同コーチは「いま、彼女が望んでいるのは、そういった注目を浴びることではない。有名になりたいのではなくアリサでありたいのだ」と語った。

 同メディアは「リュウは現実を突きつけられた。新たに得た名声を受け入れるかどうかはさておき、事実は彼女が世界的なスーパースターだということだ」と伝えていた。