巨人・山崎伊織投手(27)が今春キャンプ最後の実戦となる28日の練習試合サムスン戦(那覇)に登板する。

 27日に予定されていたハンファとの練習試合(那覇)は悪天候のため中止となった。山崎はこの日、投手練習でキャッチボールを行い、ブルペンではマウンドをならす棒を使って、踏み込む足のつま先やヒザの角度などを入念に確認。登板へ向けて調整を進めた。

 実戦登板は21日のオープン戦(対ヤクルト)以来。この日は先発して2回2奪三振、無失点と順調な内容だった。山崎は今季2度目の登板へ「まだ実戦は続くので、まだまだやることはいっぱいある。頑張っていきたい」と意気込むと、杉内俊哉投手チーフコーチは「打たれても次のチャンスがあるだろうし、自分が納得のいく球を何球投げられるか」と右腕に結果以上に内容を求めた。

トレーニング中に笑みを見せる巨人・戸郷翔征
トレーニング中に笑みを見せる巨人・戸郷翔征

 一方、同じくサムスン戦で先発予定の戸郷はフォーム固めのために実戦登板を見送ってきた経緯があり、今季初のマウンドに上がる。戸郷は「(他投手より)一周遅れているので、そこに対して危機感を感じています。次の登板があるとは思っていないですし、良い印象を残せる投球ができれば」と覚悟をにじませた。

 昨季はチーム最多の11勝を挙げた山崎と、復活を期すエース戸郷。両右腕が新シーズンへ向け、着実に歩みを進めている。