千葉・市川市動植物園の子ザル・パンチくん(6か月、オス)のフィーバーぶりが止まらない。
パンチくんは母親に育児放棄され、飼育員から母親代わりに与えられたオランウータンのぬいぐるみ(オランママ)に抱きついたり、仲間に溶け込もうとする健気な姿が、日本だけではなく海外でも共感を呼んでいる。米ホワイトハウスの公式Xにも登場するほどだ。
26日も午前10時すぎにはサル山の周りが黒山の人だかり。中にはオランママと同じぬいぐるみを持つ来園者もいて、パンチくんは多くの人に見守られながら山を登ったり、鎖で遊んだり、木をくわえたりするなど元気な姿を見せた。
その成長は著しい。さつまいも、りんご、サル用のフードを食べ、体も大きくなっているという。
関係者によると「以前は握力が弱かったんですけど、いろいろつかんだりしているうちに、普通の子ザルくらいの握力になりました。飛び跳ねたりもできます」といい、すでに「普通の子ザルの能力を身に着けている」。
この日は、オランママを持ち歩く姿を見せなかった。そんな時もあるようだ。
「屋内に置いてあります。そこでは触ったりしていますよ。あの体であの大きいぬいぐるみを持ち歩くのは本来面倒なはずですが、持ち歩かない場合でも目の届くところには置いておきたいのでしょう。ただ、成長もしているのでだいぶ1人で行動するようにはなっています。パンチくんもまだ甘えたい年ごろ。子ザルは2歳くらいまでお母さんとくっついたり離れたりするので、(持ち歩くかは)気分次第のようです」(同)
仲良しのサルもいるそう。サル山にいる先輩たちもパンチくんを拒否しているわけではない。
同関係者は「苦手な子ザルはいるけど、いじめられるようなことはない。受け入れられていくフェーズに入っています」と明かした。















