巨人のドラフト4位・皆川岳飛外野手(22=中大)が25日、母校・中大の先輩にもあたる阿部慎之助監督(46)による恒例の〝鬼トレ〟を受けた。

 雨雲が那覇市を覆ったこの日、野手陣は室内でティー打撃を実施。これに参加していた皆川のもとへ阿部監督が歩み寄り、「緩いティーを1500球打っても変わらないから、俺が投げてやる」と〝号令〟をかけた。

 指揮官自らトス役を務め、足を大きく開いた状態で球を拾い上げる「股割りティー打撃」を敢行。皆川は天を仰いで「うおーっ」と声を上げながらも、歯を食いしばって約260球を振り込んだ。

 皆川は「きつかったです。息、太ももとお尻も…」と下半身強化の効果を実感した様子でポツリ。「『大学の名に恥じないように』という気持ちでジャイアンツに入った。阿部監督のもとで野球ができる喜びと、自覚と責任を持ちながら頑張りました」と〝中大魂〟を燃やしてやり遂げたという。

 今春キャンプでは、24年ドラ1・石塚にも同メニューが課された。指揮官の直接指導は、期待の表れだ。皆川は「いつ回ってくるかドキドキしてました」と振り返り、「(監督からの)愛、期待されているという自覚を持たないと生き残れない。心を鬼にして、頑張ろうという気持ちでやってます」と力を込めた。

阿部監督から直接指導を受ける皆川岳飛
阿部監督から直接指導を受ける皆川岳飛