ジャーナリストの鈴木エイト氏が20日、文化放送「長野智子アップデート」に出演。高市早苗首相がこの日、衆参両院本会議で就任後初の施政方針演説に臨んだニュースにコメントした。
高市首相は演説で、先の衆議院選挙で自民党が圧勝したことに触れ「『重要な政策転換を何としてもやり抜いていけ』と国民のみなさまから力強く背中を押していただけた。国民の信任を基礎として一つひとつの政策を誠実にぶれずに実行していきます」と語った。また、インテリジェンスの司令塔機能強化の必要性を主張。首相を議長とする「国家情報会議」を設け、内閣情報調査室を国家情報局に格上げし、関係機関からの情報を集約・活用する方針を示した。
鈴木氏は「この安全保障政策とインテリジェンスのところでですね、国家情報局であったりとか、いわゆるスパイ防止法の制定ですよね。ここにすごく力を入れておられるんですけど、非常にそこにちょっと危うさも感じますよね」と指摘。「為政者側に都合のいいような、例えば権力を持っている側に関するスキャンダルだったり、何かマイナスなことをわれわれが報じようとした時に、それがスパイ防止法などを援用して、何かしら取り締まりを受けるとか、そういう可能性は本当にないのか?とかですね、そういう点が非常に気になります」と主張した。
メーンパーソナリティーの長野智子が「もともとこのスパイの定義がものすごく曖昧なんですよね。スパイ防止法って」と告げると、鈴木氏は「TM特別報告っていう統一協会の内部文書で、『ここまで政権中枢に入り込まれていたのか』っていう(記述があったが)、まずそっちのことをやった方がいいのかなと思う」と訴えた。
続けて「今回自民党が大勝したことで、国会内でのパワーバランスがかなり変わってしまった。やっぱりメディアがちゃんとした権力の監視をする役割って増してると思う。逆にそういうところを縛るような法律になってしまいかねない。非常に危うさを感じます」と分析し、「現状、逆に『高市さんがやろうとしていることをなんでジャマするんだ』みたいな空気になってるんですけども、あの方が総務大臣時代にどういうことをやっていたか?であるとか、いろいろ過去の言動などを振り返ると、『あれ?』ってところも出てきます」私見を述べた。












