巨人のドラフト1位・竹丸和幸投手(23=鷺宮製作所)が15日に行われた広島との練習試合(那覇)に先発して実戦デビュー。初回こそ「ちょっとバタついた」と走者を許しながらも得点を許さず、2回2安打無失点、1奪三振だった。

 杉内投手チーフコーチは「実戦になると慌てることもない。実戦向きですね」と評した一方、阿部監督は「課題はあると思って見てました。まだこれからだと思います」とさらなる成長に期待を込めた。初の対外試合を終えた本人は「緊張は特になかったです」と淡々で、カウントを悪くした場面についても「うーん…。出してしまったものはしょうがないので」とケロリとしていた。

 ピンチでも崩れない鉄仮面ぶりは私生活も同様のようだ。竹丸は急坂の上にある寮からの外出も「坂がきついので…」と腰が重いインドア派。日用品はネット通販で調達し、同期の選手も「本当に部屋から出てこない」と証言する。

 キャンプ前に新人たちに散髪のお達しが出た際には、寮から約30分で行ける渋谷の美容院へ一緒に行く計画を立てていたという。ただ、同期によると竹丸は「渋谷は人が多いから」と取りやめ、約束していた選手は「結局1人で行くことにしました」と打ち明けた。

 確かに、竹丸本人が語ってきた私生活は睡眠にまつわる話題が多い。宮崎キャンプで迎えた初めての休養日は「1日中寝ていた」。沖縄入りした日も「荷物を整理して2~3時間寝て、夕食後は午後10時に就寝。結局10時間くらい寝ていた」と〝コールドスリープ状態〟で英気を養ったという。

 振り返れば、ブルージェイズに移籍した岡本も出無精だった。遠征先などで外出することは少なく、ホテルでオンラインゲームを楽しむインドア派として知られる。岡本と同様、伝統球団の「ドラ1」の看板と重圧を背負う竹丸だが、1人でのんびりと過ごす〝おうち時間〟が充電タイムとなっているようだ。