ドジャース・山本由伸投手(27)が14日(日本時間15日)、キャンプ地のアリゾナ州グレンデールで報道陣に応対。地元紙「カリフォルニア・ポスト」はオフシーズンを経て変化した肉体を絶賛している。

 昨年のワールドシリーズで中0日救援登板を含む3戦全勝。シリーズMVPに輝いた一方、リカバリーにあてられる時間は少なくなったが、きっちりと仕上げてきたようだ。山本は自身の体重について「少し増えました」「少し(笑い)」と具体的な数字は口にしなかったが、間近で見てきたベテラン記者の目は明らかな変化を捉えていたようだ。

 同紙のディラン・ヘルナンデス氏は「ポケットサイズのワールドシリーズのヒーロー、山本由伸がドジャースに復帰した。その背筋は冬の間に鍛え上げられ、WBCを含む過酷なシーズンに耐えられるように強化されている」と伝えた。山本のプロフィルは178センチ、80キロでMLBの中では決して大きな体格ではない。それでも150キロ台後半の速球にスプリット、ブレーキが利いたカーブ…と抜群の制球力を武器に体格で勝るメジャーリーガーたちを抑え込んできた。

 ヘルナンデス氏は「胸から肩、下半身に至るまで。特にでん部。全体的により強じんな体つきとなった」と部位ごとの進化に触れてこう評した。

「山本は岩のようだ。小さな戦車のようにも見える。今年のナショナル・リーグのサイ・ヤング賞受賞者になるだろう」

 移籍1年目は故障もあったが、2年目の昨季は一度も離脱することなく先発ローテを守り切った。今季はどこまで飛躍するのか。投手最高の栄誉を手にする可能性も十分あり得そうだ。