ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート男子フリー(13日=日本時間14日)、優勝候補イリア・マリニン(米国)がミスを連発して8位と惨敗。世界が衝撃を受ける一方で、演技後に父親が見せた行動が波紋を広げている。マリニンのコーチで元フィギュア選手の父ロマン・スコルニアコフ氏が、息子の隣で頭を抱える画像が拡散。ファンから非難が殺到する事態となっている。
イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」は「マリニンのコーチである父親の行動にインターネット上は激怒している。両親からのプレッシャーがあまりにも大きい」と題する記事を掲載。「世界中から注目される中で、マリニンは外部からの重圧、そしておそらくは何よりも内部からの重圧に耐えられなかった。試合後数時間で、彼の父親でコーチのロマン・スコルニアコフの写真が拡散した。彼は息子を必死に抱きしめるのではなく、(自身の)髪の毛をかきむしっている。あの時、マリニンが求めていたのはただ慰めだった。しかし、それは全く得られなかった」と批判的に報じた。
米誌「ニューズウイーク」は「マリニンの父親、息子のオリンピックでの失態後の行動で批判に直面」との記事を掲載。「スコルニアコフとマリニンの写真が試合後に拡散され、父親が息子の五輪での失態に明らかに動揺している様子が映し出されていた。ソーシャルメディア上のファンはすぐにコメント欄に殺到し、マリニンの敗北を自分よりも深く受け止めているように見えるスコルニアコフを激しく非難した」と記した。
その上で「父親失格。息子を抱きしめて支えるべきで、フラストレーションや劣等感を抱かせるべきではない。この子(マリニン)を見ると、本当に気の毒だ」「頭に浮かぶのはただ一つ、かわいそうな子。リンクから降りた途端、何の慰めも感じられなかった」「あなた(スコルニアコフ氏)はコーチである前に父親です。こんなふうに振る舞うべきではありません」などファンによるコメントを紹介した。













