巨人は宮崎での一軍キャンプを12日に打ち上げ、臨時コーチを務めた球団OBの松井秀喜氏(51=ヤンキースGM付特別アドバイザー)も3日間の指導を終えた。
短期間とはいえ、滞在中は高卒2年目の石塚やベテランの丸まで幅広い年齢層から質問を受け、丁寧に助言を送った。松井氏は「選手の皆さんが非常に意欲的でしたし、仕上がりもいいと感じました。皆さんの目の色も非常にギラギラと輝いてましたんで、期待できるなという。僕自身もうれしい気持ちであります」と充実感をにじませた。
松井氏の臨時コーチは2年ぶり5度目だったが、チーム内ではこれまで以上の〝熱量〟が話題となっていた。年ごとに練習メニューは異なるものの、今年は朝から晩までナインに密着。特に11日は屋内練習場で行われた特打を最後まで見届け、時計の針は午後6時を回っていた。
これにはチーム関係者も「松井さんがここまで長時間指導することは初めてですよ」と驚きを隠せない様子だった。真摯に向き合う姿に感動を覚えつつ「松井さんの〝ジャイアンツ愛〟を感じますよ。選手たちは松井さんから教えてもらった時間と価値を無駄にしてはいけない。結果で恩返ししていくことが大切だと思う」とナインの成長を期待した。
最終日となったこの日は二軍キャンプにも足を運び「野球選手としての心得」を5分間にわたって熱弁。未来を担う若手たちだけでなくコーチから飛び出した質問にも答えた。〝ゴジラの教え〟を2年ぶりのリーグ優勝と14年ぶりの日本一奪回に生かせるか。












