ドジャースの大谷翔平投手(31)と愛犬デコピンの巨大壁画が、ロサンゼルスのダウンタウン、アートディストリクト地区に新たにお目見えした。会員制ドッグパーク「Pawradise Park(パウラダイス・パーク)」が正式オープンに先駆けて公開したものだ。

開放的なドッグパークだ
開放的なドッグパークだ

 高さ25フィート(約7.6メートル)、幅50フィート(約15メートル)の壁いっぱいに描かれているのは2024年8月28日、始球式を務めたデコピンが大谷とハイタッチを交わした“あの瞬間”だ。世界中のファンが笑顔になった名シーンが、色鮮やかなスプレーアートでよみがえった。

 制作を手がけたのはこれまでにも大谷やドジャースの選手たちの壁画を数多く描いてきたアーティスト、アレックス・アリ・ゴンザレス氏だ。

 同氏は本紙の取材に「デコイ(デコピン)の顔を描くのが一番楽しく、そして一番難しかった。全てスプレー缶で制作したため細かなディテールの表現には苦労したが、8~12種類の色の濃淡を使って肖像を仕上げた」と制作過程を明かした。「大谷とデコイの特別な瞬間を切り取ることが目標だったので、完成にはとても満足している」と振り返った。

 パーク側は壁画の意図について、「デコイと翔平を『犬とその飼い主との絆』の象徴として描くことを選んだ」と説明する。同施設はドッグカフェ兼バーでもあり、「すべてのドッグペアレントの心に響き、その特別な愛情とつながりをたたえるコミュニティーアートにしたかった」という。

 さらに「大谷翔平は、もはや単なる野球スターではない。ロサンゼルス、日本、そして世界中のファンにとって、卓越性と謙虚さ、インスピレーションを体現する存在。その翔平とデコイを並べることで、犬が私たちの人生にもたらす温かさと喜びを表現したかった」としている。

 同パークは現在、開業前の先行会員を募集中で、正式オープンは4月ごろを予定。壁画は施設外壁に描かれており、現地を訪れれば誰でもその迫力を間近で目にすることができる。新名所になることは確実だ。