衆院選に東京7区で出馬した自民党の丸川珠代氏(55)と夫で埼玉9区で出馬した大塚拓氏(52)が8日、夫婦揃って国政への返り咲きを果たした。

 丸川氏は前回24年の衆院選に参院から鞍替えし挑戦するも、政治資金収支報告書に計822万円の不記載が発覚したいわゆる裏金問題が影響し、落選。大塚氏も994万円の不記載が発覚し、夫婦で議席を失っていた。

 大塚氏の当選確実が先に報じられ、午後10時20分ごろに丸川氏の当確の一報が報じられると事務所に集まった支援者から歓声が上がった。

 丸川氏は「これほどに1票の重みを感じる選挙はありませんでした」と選挙戦を振り返った。その責任を感じ「私も高市総理とともに決断し、行動して行く。そして高市総理の決断を全力で支えたいと思います」と支援者の前で誓った。

 記者会見では裏金問題について問われ、丸川氏は「再びバッジを付け、政治家として仕事をすることになる。もう1度まっさらな気持ちで、高い緊張感を持って政治資金の取り扱いには臨んでいきたいと思っています」と神妙に語った。

 街頭演説では不記載問題に触れず、高市首相の名前を連呼し、高市政権を支えることを訴えた。説明責任については「ミニ集会を開いて、その現場で皆様に紙面でもお配りし、言葉でも説明をして参りました」と述べていた。

 これまでのイメージを払拭するには高市自民の一員として結果を残すしかない。