実業家のひろゆき氏が8日、ABEMA TVの衆院選開票特番「#アベプラ 衆院選SP」に出演。自民党圧勝の様相となった要因についてコメントした。
進行役の平石直之アナから「高市自民圧勝の雲行きであることをどう思うか?」と質問されたひろゆき氏は「現象として起こってることでいくと、世の中がすごく複雑になっていて、不安なことが多い」と指摘。具体的な例としてロシアのウクライナ侵攻や米国によるベネズエラ攻撃を挙げ「『なんか怖いよね』『不安だよね』、で、物価も上がっていって『この先、給料が上がる見込みもないよね』『なんか一発、変えてくれる人がほしいよね』『微調整でなんとかなる感じじゃないよね』っていうのが、他の国でもあると思うんですよね。なので、割と極端なところが票とったりとか、右とか左にものすごく分かれてて、今、他の国でも。真ん中が弱いっていう現象が起きてるんですよね」と説明した。
かたや日本においては状況が特殊だといい「『左壊滅』っていうのが結構珍しい」と分析し、「フランスの場合だと、右も強いんだけど、左は(左派・新人民戦線の)メランションさん強いんです、とか。アメリカだと、トランプ大統領は強いけど、ニューヨーク州知事は左派の人だったり。左右の真ん中がいないだけで、バランスは取れてたはずなんです。ところが日本は、右だけにドーン!って行くっていうのは、これは結構、面白いなと思ってて」と感想を語った。
その上で「ただ、この『不安』に対する対処方法って、実はないんですよね。トランプ大統領が『関税を上げたらアメリカ国民は幸せになるんだ』って言ってるけど、やっぱなんなかった。ただ、アメリカ国民の中には、まだ気づいてない人もいるんですよね。関税を上げるとアメリカが良くなるって思ってる人が、まだいる。という感じで、日本も『積極財政』って言ってて『きっとなんとかなるんだ』と思ってるけど、円安になって物価高になって、国債の利金も上がってる状態なので、長期的にはちょっと経済的に厳しいんじゃないかなという気はします」と私見を述べた。
平石アナから「高市政権に以前から厳しいですよね」と告げられると「いや僕は『自民党・少数与党がいいよね』ってずっと言ってたんですよ。高市さんが総理大臣をやるとしても、過半数は取らない。野党の話を聞かざるを得ない状況の方が、独走はしないと思ってたんですよね」と持論を展開。
さらに消費税減税には反対だとし「要するに『責任ある積極財政』って言ってるけど『じゃあ責任あるって何ですか?』って言うと、経済成長率を新規国債の発行額が超えない、というのが責任ある積極財政だよね…というふうに世界の人は思ったんですよ。ところが、秋には『新規国債10兆円出します』って言ってて、それ経済成長率を超えちゃうやん、っていう話になる」とあきれ顔。
「結果として円安傾向になっていて、1回レートチェックで下がったけど、また円安になってるんですよ。っていうのを考えると『なかなか衆愚政治になる可能性があるな』と思ったんですけど、選挙中、高市さん、消費税のこと言わなくなったんですよね。で『検討を加速する』。なので、たぶん消費税減税はしないんですよ」と推測した。
その上で「そういう意味でいくと、自民党の中にも、まだちゃんと分かってる人たちがいて、高市さんが独走できないような状況になっている、という期待をしています」と見解を示した。












