ノア6日の後楽園大会で「ロス・トランキーロス・デ・ハポン(LTJ)」の内藤哲也(43)、BUSHI(42)組が、KENTA(44)、HAYATA(38)組と激しく火花を散らした。

 GHCタッグ王座を保持する内藤とBUSHIは、11日の後楽園ホール大会でKENTA&HAYATAとのV1戦を控えている。この日はRYUSEIを加え、6人タッグ前哨戦でKENTA、HAYATA、遠藤哲哉組と対戦した。

 入場と共に会場に発生した大「内藤」コールに押されるように先発しKENTAとにらみ合った内藤だが、すぐにRYUSEIのタッチを受けて交代。だがKENTAが背中を見せると背後から襲って虚を突いた。その後、遠藤とのマッチアップでは「テツヤ」コールが起こる一幕もあった。

 その後も両軍は激しくやりあったが、終盤になるとRYUSEIがKENTAにつかまる。そして最後はGAME OVERにギブアップ負けを喫した。試合後、勝ち誇るKENTAから「内藤、新日本の時は散々やってくれたな。忘れるなよ、ここは俺のホームだよ。次のタイトルマッチ、お前らと俺たちはGHCへの思い入れが違うんだ。前哨戦なのにベルト持ってきてないのどうした? なんでもって来てないのか。それは想像してくださいってか?」と投げかけられた。

KENTAがRYUSEIからギブアップを奪った
KENTAがRYUSEIからギブアップを奪った

 これを内藤は「今日はタイトルマッチじゃないんだよね。持ってきてほしかった。見たかった?」とあしらう。KENTAから「いつもお前が言う『その日、その時しかこれないお客さん』が、見たかったんじゃないか?」と返されるも「逆にタッグチャンピオンなのにベルト持ってないのはレアじゃない? 俺がタッグ王者なのに巻いてこない。これってレアじゃない?」と応じてやりあった。

 その後、コメントスペースで内藤は「9か月ぶりかな、ここ後楽園に帰ってきましたよ。独特な雰囲気、何回やっても新鮮に感じてしまうというか。今日もいい緊張感を持って試合ができました」と感慨深げ。その上で「今日、一番大事なのはRYUSEIだから。彼の声を聞いてあげてください」とした。

 国内デビューとなったRYUSEIは「いろいろ言われている声も聞いていました。大の大人が若手にああだこうだ言うわけないと思っています。逆に、僕のことを若手じゃなく、1レスラーとして見てくださっているんだと思いました」と吐露。続いて「僕は飼いならされたペットなんかじゃない。新日本に所属していないし、ノアの所属選手でもないので。何にも縛られない野生児だってことを覚えていてください」と力を込めていた。