クリントン元大統領夫妻が米下院監視委員会のエプスタイン調査で証言することに同意したという。米メディア・FOXニュースが2日、報じた。

 下院監視委員会は、ビル・クリントン元大統領およびヒラリー・クリントン元国務長官が、性的虐待罪などで起訴され公判前に自殺した実業家ジェフリー・エプスタイン元被告および元恋人で〝少女調達係〟ギレーヌ・マクスウェル受刑者について何を知っていたのかを調査している。

 また、ヒラリー氏が国務長官在任中に国際的な人身売買対策を統括していた役割についても精査を行っている。

 クリントン夫妻は、同委員会が出した召喚状を何か月も拒否していた。しかし、議員らが議会侮辱罪での刑事責任追及に向けた手続きを進めたことを受け、エプスタイン調査で証言することに同意した。

 同委員会はXへの投稿で、クリントン夫妻は「特別扱いを求めることで侮辱罪を回避しようとしている。クリントン夫妻も法の上にあるわけではない」と主張した。

 クリントン氏の代理人アンヘル・ウレーニャ氏は、Xに「夫妻は誠実に交渉した。そうしなかったのはあなた方だ。しかし、元大統領と元国務長官は出席し、すべての人に適用される前例を打ち立てることを楽しみにしている」と投稿し、夫妻が委員会に出席することを認めた。

 クリントン氏は2000年代初め、大統領退任後にエプスタイン氏の飛行機に数回乗った。後にこの関係について後悔の念を表明し、エプスタイン氏の犯罪行為については何も知らなかったとして不正行為を否定している。