チームみらい・安野貴博党首は15日に衆議院委員会室で開かれた党首討論で、高市早苗首相と論戦を繰り広げた。

 国民民主党の玉木雄一郎代表、中道改革連合の小川淳也代表などに続いて6番目に登場した安野氏。高市首相に対しては、食料品に関する消費税減税ではなく、所得連動型給付を行うよう強く求めた。

「この半年間、いかにして物価高を乗り越えるのか、生活の苦しい方の助けになれるのか。総理が立ち上げた『国民会議』の場で議論を重ねてまいりました。そして国民会議で事業者の方、専門家の方たちと議論を重ねてわかったのは、食料品の消費税減税、多くの無視できない多くのデメリットがあるということでございます」と国民会議での議論が行われた内容を明かした。

 その上で高市首相に対し「それでも消費税減税するべきと考えているのか。その場合には消費税減税のどこが優れているのか、具体的にお聞かせください」と追求した。

 高市首相は「これは現在、国民会議で議論をしていただいている最中でございますから、御党のご意見、ご提案もあろうかと思います。最終的に中間取りまとめをいただきましたら、それに合わせて立法作業を進めます。私、個人が『これをやりたいから、絶対にやる』ということではなくて、みなさまに議論をお願いした以上、その意見を尊重させていただきます」と応じた。

 これに安野氏は「(まだ(取りまとめまでに)時間があるとはいえ、最終的に総理がご決断する時間が近づいていると考えます。食料品以外にも物価が上がって苦しくなっている現状があると思います。『君子豹変す』という言葉がありますが、私は日本国の総理として未来を見据えた決断をしていただきたいと思っています。高市総理は豹変できる君子だと私は期待していますのでぜひ、豹変していただきたい」と要求した。

 高市首相は「『君子豹変変す』というのは、私も大切にしている言葉でございます。ギリギリまで熟議を重ねて、実行する直前まで最善の方策を考えます」と話すにとどめた。