もってこいの舞台だ──。ソフトバンクの小久保裕紀監督(54)が春季キャンプ初日となった1日に22、23日に行われるWBC日本代表との強化試合(宮崎)に言及。投手陣では先発ローテーション争いを演じる選手を当てる構想を明かし、筆頭候補に前田悠伍投手(20)の名前を挙げた。
指揮官は野手では山川、柳田、今宮といった主力組を出場させることを明言し「本来は宮崎では(試合に出場させない)と思っていたけど、国を代表するチームに協力できることは協力しようと」と説明。一方の投手陣では「(ある程度)いい投手を出さないと侍の練習にならない。ローテーションのチャレンジ権を得る戦いになるような投手を入れていこうと話をしている」と語った。前田悠の名前を問われると「もちろんです。筆頭(候補)」とキッパリ言い切った。
前田悠は大阪桐蔭からホークスにドラフト1位で入団して今年で3年目。超一流が集う侍ジャパンと対戦できれば大きな経験となることは間違いない。
ただ、そこには前田悠だからこその効果が秘められていた。学生時代からここ一番で力を発揮してきた左腕にとって、多くの注目が集まる〝対侍〟は最適な舞台。超一流を相手に好投できれば、一気にプロの階段を駆け上がることができる。チーム内からも「注目される舞台でも力が発揮できるタイプ。普段通りの実力が出せると思う」と適性を示す声も上がるほど期待は大きい。
前田悠は侍ジャパンとの対戦、その先にあるローテ入りについて「(どちらも)いけると思う。ワクワクする」と強い自信をのぞかせた。プロではまだ1勝。日本が誇るトップ選手たちを倒し、大ブレークのきっかけをつかみ取る。












