明治安田Jリーグ・百年構想リーグは、J1が2月6日、J2・J3は同7日に開幕する。2~6月開催の特別シーズンでは、J2藤枝を率いる槙野智章監督(38)がJリーグ初采配で話題に。元日本代表MF前園真聖氏(52=本紙評論家)が新指揮官に注目した。
槙野監督は日本代表として、2018年ロシアW杯に出場するなど国際Aマッチ通算38試合。Jリーグの広島、浦和、神戸のほか、ドイツの名門ケルンでもプレーした。神戸時代の22年限りで現役を引退し、指導者の道へ。神奈川県社会人リーグの品川CCで監督など3年間の指導者経験を積み、昨年12月にJリーグの監督に必要なプロライセンスを取得して現職に就いた。
J3岐阜と対戦する2月8日の開幕戦(藤枝サ)へ向けて槙野監督がチームづくりを続ける中、前園氏はJ挑戦までの過程をプラスに捉えている。「彼は引退してからメディアでも活躍しつつ、ちゃんと指導者として品川CCで監督をやりながら、準備をして到達したのが今の段階だと思います。しっかり下のカテゴリーで経験を積んで勉強して、ライセンスを取得してJリーグにチャレンジしました。カテゴリーにしても、自分が監督で指導できるチームを選びました」
現役時代から盛り上げ役としてもチームに貢献してきた背景から「サッカー以外のところで、注目をされるところもあると思いますけど、彼はサッカーに対して真面目です。攻撃的サッカーを目指しているようですし、采配を見ていきたいですね。それに情熱があるタイプ。こういう監督がJリーグを盛り上げて、たくさんの方が見に来てくれることはすごく大事です」。槙野監督自身も集客には力を入れると宣言しており、指導力とともに手腕を発揮してくれそうだ。
J2を皮切りに、この先監督として、どうステップアップしていくのかは気になるところ。槙野監督は、将来的な日本代表の指揮を目標に掲げる中で、まずは〝J1昇格〟が当面の目標だろう。前園氏は「そういうところも期待したいなと思います。代表や海外クラブの経験もありますし、指導するチームに還元できるでしょう」。今後、選手とはまた異なる立場で代表入りする日はやって来るのか期待だ。












