ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)の第6回WBC出場を巡り、地元トロントのメディアが〝紛糾〟している。

 カナダの「トロント・ベースボール」が26日(日本時間27日)までに「岡本和真のWBC出場決定はブルージェイズの6000万ドルの投資にとって大きな賭けだ」と伝えているのだ。

 岡本は第3次のメンバー発表で代表入り。2大会連続の出場が決まった岡本に対し、ブルージェイズ側は球団公式X(旧ツイッター)で「岡本和真選手がWBC侍ジャパンに選出されました。おめでとう御座います!」「WBCでの岡本選手の活躍に期待しましょう!」「2023 WBC金メダリスト」など日本語で祝福メッセージを連投した。

 新天地からも温かく送り出される形となったが、手放しでは喜べない一面もあると地元メディアは警鐘を鳴らす。

 前出メディアは「『WBCのケガの呪い』の亡霊は常に迫りくるが、今回の状況は特に危険であるように感じられる」と故障のリスクに言及。昨季の岡本は試合中に交錯し、長期離脱を余儀なくされた。「限られた期間の中で15本のホームランを放ったことは、彼のパワーが本物であることを証明しているが、耐久性については依然として大きな疑問符が付く。ヒジにまだ不安を抱えている選手を、地球上で最も緊張感の高いトーナメントに送り込むのは危険な行為だ」と指摘した。

 ブルージェイズはドジャースに惜しくも敗れた昨季の悔しさを晴らすべく、今季は正三塁手候補として岡本の獲得競争に参戦。のどから手が出るほど欲しかった戦力が狙い通りラインアップに名を連ねるだけに、WBC出場によって危惧される最悪の結果だけは避けたいところだ。

 前出メディアは「もし岡本が代表戦で負傷した場合、ブルージェイズは打線の中核に大きな穴があくことになる。彼が腕を痛めたまま戻れば、介入しなかったフロントオフィスは無能に見えるだろう」と警告。「彼が金メダルを獲得し、さらに重要なことに、健康状態に問題がない状態で戻ってくることを祈るばかりだ」と願っていた。

 地元メディアの〝辛口予見〟が外れることを祈るしかない。