期待される〝重大任務〟とは──。今年3月に開催される第6回WBCの日本代表出場選手の一部メンバーが16日に発表され、ソフトバンクからは近藤健介外野手(32)と牧原大成内野手(33)、周東佑京内野手(29)、松本裕樹投手(29)の4選手が選出された。松本裕がWBC初出場となる一方で、野手3選手は前回大会に続く出場となる。
そうした中、今大会も打線の中核として期待がかかるのが近藤だ。前回大会では大谷の前を打つ2番打者として、全7試合に先発出場。打率3割4分6厘、1本塁打、5打点の成績を残し、侍ジャパンの世界一に貢献した。昨シーズンは度重なるケガにも苦しんだものの、持ち前の打撃技術は健在。体の状態を整えながら調整を進め、WBC連覇へ向けて戦う日本代表の一翼を担うこととなった。
そして戦力としてのみならず、近藤だからこそできる〝重大任務〟を果たすことも期待される。それが大谷翔平投手(31=ドジャース)とのパイプ役の役割だ。近藤にとって大谷は日本ハム時代に5年間、苦楽を共にした盟友ともいえる1学年下の後輩。前回大会でも近藤が大谷に対して軽口をたたき、場を和ませる場面が見られた。
その一方で、メジャーでも特異の存在感を放つ大谷は、多くの選手にとって「雲の上」とも言える存在。その存在の大きさゆえに距離の遠さを感じてしまいかねない。それだけに近藤にはスーパースターと他の選手との距離を縮めるつなぎ役として、チームの結束を強める役割も期待されており「今の球界で、近藤ほど大谷とフランクに接することができる選手は他にいない。そういった意味でも近藤の存在は大きい」といった声も聞こえた。
この日、発表された近藤のコメントの文末には「そして、翔平(大谷)には、もう一度頑張ってもらいましょう」といきなり言及があった。打線の中核として、パイプ役として、近藤が今大会も果たす役割は大きそうだ。












