ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が発した言葉が思わぬ波紋を呼んでいる。
「MLBネットワーク」では大谷翔平投手(31)の背番号17にちなみ、7日(日本時間8日)に朝から晩まで大谷に関連した番組を放送した。
大谷と身近に接してきたロバーツ監督も出演し「私は古き良き時代を重んじる人間ですが、彼が野球のユニホームを着た史上最高の選手だと思う。もう5年待たなくても、自分の目に映ったことを確認する必要なんてないですよね? 人々が何を求めているかも理解できる。でも、もう十分見てきたと思う」と最大級の賛辞を送った。
唯一無二の投打二刀流で野球界の常識を覆し、昨季までMVPを3年連続で4度受賞。6月中旬から投手復帰し、キャリアハイとなる55本塁打も記録した。ドジャースのワールドシリーズ連覇は大谷の活躍なくして語れない。
しかし、指揮官が口にした「史上最高の選手」に対して米メディアは敏感に反応した。米誌「ニューズウィーク」は8日(同9日)、「大胆な姿勢」と銘打って疑問も呈した。
もちろん、大谷の活躍に異論はない。同誌は「大谷が今すぐ引退してもいずれ殿堂入りすることは間違いないだろう」「大谷が野球界で史上最高の才能を持つ選手であることに異論を唱える者はほぼいないだろう」と認めつつも「『史上最高』の議論にはさらなる活躍が必要だ」「史上最高の選手論争には30代の活躍が非常に重要になる」と時期尚早とした。
「もう十分」と言ったロバーツ監督の言葉は大谷に過剰な期待をかけ過ぎないための〝親心〟か。残してきた活躍は異次元だが、周囲の期待は高まるばかりだ。












